伝説の革人生活

伝説の革職人の日々を綴る、ブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
発売して大分経ってると思うんですが、未だに売れ続けている「東京タワー」私も少し前に読んでたんですが、ここに書いてなかったことに気づいたんで、私なりの感想を。

まー、知ってる人も多いでしょうが、イラストレーターのリリー・フランキー氏の初の長編小説。読んでみると、小説とはいうものの、ほぼ自分の実話を書いているんだろうなというのが分かります。

ボク(マーくん)とオカン、オトンの3人を中心にしたストーリー。オカンとオトンは物心付いた時から別居をしていて、オトンとはオトンの気が向いたときにだけ会うような関係。15歳で親元を離れ、大学で上京し、オカンから仕送りを受けながらも何とか仕事で飯を食えるようになる。そして、田舎で肩身の狭い生活を送っていたオカンを東京に呼び、ようやく普通の生活ができるようになったオカンとボク。そんな生活の中、オカンに病気が見つかり・・・・・

いや~おもしろかった!!

これまでテンポの良い話を読んでばかりいたんで、序盤のゆっくりした展開に、なかなか先に進まずにいたんですが、出張などで長時間乗り物に乗る事が重なった際に一気に読みきりました。
ラストの方は、涙腺がバカになったんじゃ?と思わせるほど、泣きました。本を読んで泣いたのはこれが初めてな気がします。

オカンが素敵なんです。ボクが知り合いを家に連れてくると、食べきれないほどの食事を振舞ったり、ボクの友だちといろいろ話をしてボクよりもより親しい友達になったりと、皆に愛される存在でありながら、芯の強い母親。

オトンは時々の存在で、どうしようもない父親にも見えますが、オトンなりにボクとオカンを愛し、支えていたんだと思います。

切ない話なんですが、読み終わった後に悲愴感が残るわけではなく、親のありがたさや、大切さをあらためて考えさせられる話でした。素直に人に薦めれる本です。
tokyotower.jpg
スポンサーサイト
テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学
コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://raptart.blog4.fc2.com/tb.php/251-5e451cab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。